トイレのカギほど壊れやすいものは無いのではなかろうか

トイレのカギほど壊れやすいものは無いのではなかろうか

 先日電車に乗っていたら、急にお腹が痛くなってしまった。途中下車し、駅のトイレを探して入ったのだけど、トイレのカギがなかなか閉まらない。あぁもう、こんなときに限って!額には脂汗が浮かんでいるし、もう吐き気がするくらいの緊急事態だというのに、全力を出してもカギは閉まらない。中国人のように、開け放したまま用を足してしまおうかという考えも頭をよぎるが、いや、ここは日本だという理性が私を止める。結局駅構内のトイレに三下り半を突きつけ、改札を出た私は急いで駅ビル内のトイレを探し、ようやく事なきを得たのだった。

 それにしてもどうしてトイレのカギは壊れやすいのだろう。思春期の青少年の心か、とツッコみたくなるくらい、トイレのカギほど壊れやすいものは無いのではなかろうか。こんな経験をしたことがある人は、きっと私だけじゃないはずだ。特に駅のトイレとか公園のトイレとか、屋外にある公共の古いトイレに多い気がする。

しかも、トイレが壊れたら「故障中」という張り紙をしたり修理したりするのに、トイレのカギが壊れても何のアテンションもないまま、放置状態であることが多い。トイレのドアは閉めるというのがマナーである日本において、トイレのカギはトイレそのものと同じくらいの価値があるというにも関わらずだ。

電車内でお腹が痛くなっても安心して駅のトイレが使えるよう、トイレだけでなくトイレのカギのメンテナンスにも気を配って欲しいと、全国の鉄道会社の皆さんに切に願う。