カギ付きの手帳だと覗いてみたくなりませんか?

カギ付きの手帳だと覗いてみたくなりませんか?

姉は私より10歳も年上なので、自分の子育てがひと段落した現在は、いつも私の娘を可愛がってくれています。もう成人した姉の娘と私の娘はタイプが違い、おっとりしている私の娘が、長女でおっとりタイプだった自分と似ているといつも言います。自分の娘の世話が焼けなくなった分、あれこれと心配や世話を焼いてくれ、姉が子どもの頃に大切にしていた雑貨などを、自分の娘にではなく、私の娘にプレゼントしてくれたりしています。

そんな姉からのプレゼントの中に、カギ付きの手帳もありました。私もうっすらと記憶のある、姉が子どもの頃に流行っていた少女マンガのキャラクターが描かれた手帳です。今ではもう見ることがなくなった、小さな鍵と鍵穴のついたデザインで、古いモノのはずですが保管状態が良く、汚さは全く感じません。その当時は最先端だったろう可愛らしいイラストも、今ではレトロな感じで、子どもより私が嬉しくなるような手帳です。姉もその手帳が子どもの頃は宝物だったらしく、大切にし過ぎて結局使わないまま大人になってしまい、我が子に譲るタイミングも逃したので私の娘にプレゼントしてくれたのです。

娘もやはり、鍵がついているデザインが気に入ったらしく、とても喜びいつも何事か書きこんでいます。その様子を姉と見ていて、書いてある中身を読んでみたいと思ってしまいます。

鍵って不思議なもので、かかっていると中にあるものが何か、知りたくなったりしませんか。高校受験の時、しっかり封印されている受験校に持参する報告書を、開封してみたいと思ったり、カギ付きの手帳だと、やはり覗いてみたくなるのです。しかもその当時の子ども向けの雑貨です。鍵なんてあってないようなもので、鍵がなくてもヘアピンや爪楊枝なので、簡単に開錠できてしまう手帳です。小学生の娘の書いてあることなんて他愛ないことだと思うのですが、こっそり覗いてみようかどうしようか、姉と企んでいます。